液体の漢方薬を旅行に携帯する際に

2019年8月31日土曜日

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夏休みも終わりですが、旅行に行かれた方も多いと思います。
持病のある方は、お薬も準備して出かけられると思います。

漢方薬で少し厄介なのが、剤形として液体物があるという点。
当診療所でも、体調に合わせた抽出パック(1包100ml)をお作りしています。

特に気を付けたいのが国際線です。
通常液体物は100ml(g)以下の容器に入れ、容量1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック製袋(目安は20x20cm)に入れます。
ジャムとか蜂蜜、味噌、漬物なども液体に入ります。はい、カレーも飲み物です^^

医薬品は容量制限には当たらないのですが、医薬品として申し出る必要が出てきます。もし、他の液体物同様100ml以下の容器に入れれば、申し出る必要がなくなるので、より手続きが簡素化できます。
国土交通省
http://www.mlit.go.jp/common/001105372.pdf

したがって、抽出パックも上記袋に入れて機内に持ち込めますが、必要な分だけにしましょう。
できるならスーツケースに全部入れた方が無難です!というのも、リンク先にあるように海外において同様の扱いを保証するものではないからです。

こちらで出来ることとして、抽出パックの薬の説明書を英語にしてお渡ししています。薬と一緒に同封し、質問された際に使えるようにしておいてください。

また、処方薬の説明については、「くすりのしおり」に英語版がありますので、印刷しておいてもよいでしょう。
http://www.rad-ar.or.jp/siori/index.html

抽出パックは重くてかさ張りますので、エキス製剤で代用できる場合もありますので、先生にご相談くださいね(S)。


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東洋医学に基づいた丁寧な診察を行い、本格的な漢方治療・鍼灸治療をご提供しております。 どなたでも受診できますので、お気軽にご相談ください。

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