今日は普段通らない道を散策したら、、、ミツマタがつぼみとなっていました。
紙の原料は、コウゾ、ミツマタ…と繰り返し覚えた懐かしい思い出。お札の原料のひとつでもあるんですって。
ミツマタはジンチョウゲ科の落葉性低木です。三又、三枝とも書くように、枝が3つに分岐しています。もう少しで黄色い花となるでしょう。
日本ではあまり使われませんが、中国の湖北、四川、広西省などでミツマタの
つぼみを密蒙花(みつもうか)として用いるそうです。一般に密蒙花は、フジウツギ科のワタフジウツギの花やつぼみを指すそうですが、地域で異なる植物を使うことは時々あります。
遺伝的に近いのかどうか知りませんが、科も違えば見た目もまるで違いました。どういう経緯があるのか不思議です。
ワタフジウツギの方はフラボノイドが含まれ、”明目”の効能があり、目の炎症や視力低下など、目の健康によい生薬だそうです。(S)
水面の葉っぱをひっくり返して物色中 |