今日は24節気のうちの1つ、芒種(ぼうしゅ)だそうです。
芒(のぎ)とは、イネ科植物の穂先の、針のようにとがった部分を意味するそうです。麦をイメージするとわかりやすいでしょうか。
芒種はそうした植物の種まきに適している時期とされました。
同時に、梅雨が前後する時期でもあります。
実際、関東は明日くらいから雨が続きそうですね。
また、陰暦の5月5日(現在の6月上旬)は、薬日(くすりび)。
かつて、薬草を採取する「薬狩り」をし、菖蒲やヨモギを軒先につるしお風呂にいれたり、丁子(クローブ)など香りの強い植物を入れた薬玉をつるしたりして厄払いをしたそうです。
http://www.eisai.co.jp/museum/curator/column/030509c.html
生薬を調剤していると、様々な香りに触れます。
自分がいいな、と思った香りは心身の気の巡りをよくしてくれますね。(S)