引き続き、貝原益軒が養生のための食事の内容について述べています。
千葉大学柏の葉キャンパス内の紅葉2017 その1 |
千葉大学柏の葉キャンパス内の紅葉2017 その2 |
およそ食べ物は、味が淡白なものを好むべきである。味が濃く、脂っこいものは、たくさん食べてはいけない。
また、生もの、冷たいもの、硬すぎるものは禁じるべきである。
熱い汁物は1種類でよい。菜(おかず)は1、2品に止めるべきである。
肉は1品でよい。2種類の肉をいっしょに食べてはいけない。また、肉は一度にたくさん食べてはいけない。生肉を続けて食べてはいけない。胃腸に滞りやすいからである。
汁物の中に肉があれば、菜(おかず)の中には肉は入れないのがよい。
(貝原篤信 編録『養生訓』巻第三 飲食 上から)
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次回も、食事の内容についてのお話が続きます。(T.K.)
底本は、千葉大学附属図書館によりデジタル化され一般公開されている『養生訓』(貝原益軒の没後百年にあたり刊行された版)です。
また、生もの、冷たいもの、硬すぎるものは禁じるべきである。
熱い汁物は1種類でよい。菜(おかず)は1、2品に止めるべきである。
肉は1品でよい。2種類の肉をいっしょに食べてはいけない。また、肉は一度にたくさん食べてはいけない。生肉を続けて食べてはいけない。胃腸に滞りやすいからである。
汁物の中に肉があれば、菜(おかず)の中には肉は入れないのがよい。
(貝原篤信 編録『養生訓』巻第三 飲食 上から)
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次回も、食事の内容についてのお話が続きます。(T.K.)
底本は、千葉大学附属図書館によりデジタル化され一般公開されている『養生訓』(貝原益軒の没後百年にあたり刊行された版)です。