晩秋の千葉大学柏の葉キャンパス |
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お酒を飲むのは、お酒が体を温める力を利用して、その人がもともと持っている体を温める力を助け、食物が胃腸に滞らないようにするためである。
お酒を冷たくして飲んでしまうと、この二つの利点が無くなる。
体を温める力を助け、胃腸の動きを助けるためは、ほどよく温めたお酒が役に立つ。
ただし、温め過ぎたお酒、あるいは、温めた後で冷えてしまったお酒、あるいは、温めなおして味が変わったお酒は、みな胃腸の働きを損なうので飲んではいけない。
(貝原篤信 編録『養生訓』巻第四 飲食 下から)
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東洋医学では、食物により、体を温める作用があったり、体を冷やす作用があったりすると言われています。
貝原益軒は、ほどよく温めたお酒を少し摂取することで、体をほどよく温める知恵を紹介しています。(T.K.)
底本は、千葉大学附属図書館によりデジタル化され一般公開されている『養生訓』(貝原益軒の没後百年にあたり刊行された版)です。
お酒を飲むのは、お酒が体を温める力を利用して、その人がもともと持っている体を温める力を助け、食物が胃腸に滞らないようにするためである。
お酒を冷たくして飲んでしまうと、この二つの利点が無くなる。
体を温める力を助け、胃腸の動きを助けるためは、ほどよく温めたお酒が役に立つ。
ただし、温め過ぎたお酒、あるいは、温めた後で冷えてしまったお酒、あるいは、温めなおして味が変わったお酒は、みな胃腸の働きを損なうので飲んではいけない。
(貝原篤信 編録『養生訓』巻第四 飲食 下から)
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東洋医学では、食物により、体を温める作用があったり、体を冷やす作用があったりすると言われています。
貝原益軒は、ほどよく温めたお酒を少し摂取することで、体をほどよく温める知恵を紹介しています。(T.K.)
底本は、千葉大学附属図書館によりデジタル化され一般公開されている『養生訓』(貝原益軒の没後百年にあたり刊行された版)です。