夏から秋へ

2021年9月17日金曜日

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 最近、天気がいい日は蝉が頑張って鳴いていますが、次第にモズの鳴き声が聞こえるようになりました。

秋の七草を探しに薬用植物園に出ました。

ハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ(ススキ)、ナデシコ

以前の写真ですが、キキョウはほぼ開花を終えていました

オミナエシは今が本番 特異なにおいのため虫が寄ってきます

クズも開花し、甘い香りを漂わせています

ナデシコも開花を終えていました。

秋になると乾燥し、肺の機能が弱くなりがちですが、この時期大事な生薬はキキョウ(根)です。

キキョウの根には鎮咳・去痰作用や排膿作用があるため、桔梗湯、参蘇飲などに配合され、咳や咽喉痛、扁桃炎などに用いられます。

韓国ではトラジといい、根をさらすなどしてある程度苦味を取り、料理や漬物に使われています。また、漬物に用いる唐辛子の持つ発散作用が秋の風邪を発散させてくれますが、食べ過ぎると汗をかき過ぎて乾燥を助長しますので気を付けましょう。

食べ物では、梨やユリ根(滋潤し、咳によい)、ヤマイモ(加齢による体力の衰えにもよい)、大根(消化不良などによい)など白いものがお勧めです。 (S)








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