風邪と書いてふうじゃと読みます

2015年4月25日土曜日

t f B! P L
最近風が強い日が多いですね(>_<)

漢方では病気の外因のひとつとして、風邪があります。
「かぜ」と書いて「ふうじゃ」と読みます。

身体に侵入しやすく、皮膚から入り、寒気、発熱、のどの痛み、頭痛、関節痛などを引き起こします。漢方では、感冒や関節痛、リウマチなども、ふうじゃが体表を侵したためと考えます。

ふうじゃは暑さ、寒さ、湿気などと仲良しです。

数年前の年末、寒さと風の強い日に外出して、その晩は、足、特に腿のあたりがじわじわとした何とも言えない痛みとだるさのために眠れませんでした。そこで、漢方の出番。五積散(ごしゃくさん)という漢方薬を飲んでみたところ、身体が温まり、すっかり痛みも取れたのです。

和剤局方という出典を見ると「…外風寒に感じ、内生冷に傷(やぶ)られ、心腹痞悶、…肢体怠惰、…」云々とあり、まさに自分の症状が書いてありました。こういう著効を経験すると漢方がやめられなくなります^^

夏の暑い時期、クーラーで、冷え、だるさ、頭痛、食欲不振など起こしたことはありませんか?そのようなときにもよく使われる漢方薬です。

   ボタンの花

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