冬のような寒空の下、カリンの花がちょうど咲いていました。
カリンエキス配合の「のど飴」があるように、果実は咳やのどの痛みによいとされています。ただ、果実はとても硬くて食べられません(T-T)
以前センターにいた職員が、上を向いてかりんを眺めていたところ、丁度よく(?!)果実が落下してきて顔に当たり、目の周りにあざが出来てしまっていました。本人は物欲しげに眺めてたからだね、と笑って話してましたが、痛かったと思います!
というわけで、カリンは粗くスライスした後、砂糖やハチミツ、お酒につけるなどして、染み出てきたエキスやお酒を利用します。ジャムにもできます。
カリンと似たものにマルメロがありますが、カリンと同様に用いられます。マルメロには果皮にうぶ毛があるがカリンにはない、カリンの葉は縁がギザギザしている、とあるので、庭にあるのはカリンでよさそうです。果実は、熟すと表面がベタベタとしてきて、いい香りがし、それだけでも和みます。
秋になったら果実をハチミツにつけてみたいと思います。