エゴマについて検索していたら、石川の「白山麓の焼畑によるエゴマ栽培」という資料を見つけました。栽培法や料理法など貴重な内容で、興味深く読みました。
日本でもエゴマの歴史は古く、縄文時代に検出され、焼畑作物として江戸時代には種が換金植物だったそうです。焼畑が消滅しても、そのまま栽培されているそうです。
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/publish/report/documents/report16-8.pdf
また、別の資料(伊藤美千穂、FFIジャーナル、221(1)、2016)においては、ラオスなどの陸稲地域において、米とエゴマの種を混ぜて播種することで、稲の密植が避けられ、収穫時期も違うために、両方の収穫が可能だとか。しかし、焼畑も減っているために、状況も変わってきているそうです。
一方、ベトナムは海に面し、魚、野菜、米を食す文化であり、シソが好まれているそうです。
ますます興味深いシソとエゴマです。(S)