バラ科サクラ属ウメの花(千葉大学柏の葉キャンパス、2020年1月25日) |
お酒を他人に勧める時:
とりわけたくさん飲める人でも、適量を過ぎれば体調が悪くなるものである。
もし、その人が飲めるお酒の量が分からない時には、最初にあえて少しだけ積極的に勧めてみる。
その人が断って飲まないようであれば、以後はその人の飲み方にまかせるようにして、むやみに強いてはいけない。
たとえ、その人がお酒を飲む量が十分ではなくて、興に乗るまで酔っぱらわなくても、健康に害はない。
飲み過ぎれば、必ず健康に害を及ぼす。
(貝原篤信 編録『養生訓』巻第四 飲食 下から)
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お酒の利点を説いている貝原益軒ですが、やはり「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ですね。(T.K.)