コオロギ食が合う人、合わない人(その3)

2023年2月28日火曜日

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 昨日のブログでは、コオロギの薬用についての記載をご紹介しました。すなわち、

・ 皮膚や関節の腫れに対して、すり潰して外用。

・ 疳疾(かんしつ)に対して、煎じて内服。

疳疾とは、神経が過敏になって、イライラしやすい、時にけいれんを起こしやすいという状態です。

・ 発熱性疾患に対して、解熱剤として煎じて内服

・ 赤痢に対して、成虫を服用。

赤痢とは、赤痢菌感染によって起こる激しい腸炎のことで、腹痛・下痢(時に粘血便)・発熱が起こって重症化すると致死的になる疾患です。

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上の状態は、漢方医学的にはいずれも「身体に余分な熱毒がある状態」です。

すると、漢方医学的にコオロギの薬能(生薬としての効能)を予測すると「清熱解毒薬(せいねつげどくやく)」と考えられます。

「コオロギは、お薬にもなるんだー。たくさ食べれば元気になりそー。」と思われるかも知れません。



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