八百屋さんやスーパーでも売っている「ショウガ」
漢方薬として、「ショウガ」を生のまま乾燥させたものは、漢字で書くと同じ「生姜」なのですが「ショウキョウ」と呼ばれます!
では「乾姜(カンキョウ)」とは何のことでしょうか?乾燥の「乾」に生姜の「姜」と書きますが蒸してから乾燥させた生姜なのです!!
元は同じ「ショウガ」でも、「ショウキョウ」と「カンキョウ」では成分に違いがあり、作用も変わるので、目的によって使い分けをします!
生姜(ショウキョウ)の主成分であるジンゲロールは、胃の機能を高める健胃作用、吐き気を抑える作用や、発汗作用、鎮咳作用もあり感冒の時にも使われます。
一方、蒸してから乾燥させた乾姜(カンキョウ)は、加熱することでジンゲロールがショウガオールに変化し、身体を温める作用が強くなります。冷えからくる腹痛や下痢だけでなく、腰痛や頻尿などにも効果的です。
ちなみに
「熟乾姜(ジュクカンキョウ)」は蒸す時間が長く、芳香性が高いものになりますが、さらに身体をしっかりと温めるのに有効です。
実際に皆さま身近なところでは・・・
・お刺身に添えるのは生の生姜 →ピリッとした味だけでなく胃をすっきりさせ、解毒作用も期待できます!
・お肉の生姜焼き →食べると身体が温まりますよね!
・紅茶にすり下ろした生姜を入れる →身体が温まります!
体温が上がることで免疫力も上がりますので、皆さまぜひ「ショウガ」をどんどん取り入れていってください😄
yi
ショウガを上手に取り入れましょう |