昨日は、台湾に薬膳研修旅行に行かれた先生が診療所にお越しになりました。
中国茶の歴史を学び、旅行のお話をお伺いし、お茶をいただきました。
何といっても茶器が素敵です!
ブドウとリスが立体的な模様となっていてかわいいですし、注ぎ口や取っ手が木の枝や蔓のような風合いで手作りの温かみが感じられます。私もほしいな~
調べてみたところ、ブドウとリスの取り合わせは、葡萄栗鼠文といい、近世東アジアに見られる文様なんだそうです。ブドウがたわわに実ることとリス(栗鼠)の多産から、子孫繁栄を意味し、吉祥文様として使われているそうです。琉球においても確認されるこの文様は、禅僧の活躍があったからという報告もなされています。
絵画や彫刻などでも広く葡萄栗鼠文が見られるそうなので、工芸品を見る楽しみが一つ増えました(^^)
ちなみに、台湾に行かれた際、お茶のお湯を継ぎ足してもらいたい場合は、茶器のふたを開けておくのが合図。何煎も楽しめるお茶が良いお茶のようです。
お茶は本当においしかったです、ありがとうございました!!(S)