『養生訓・飲食 下』(15):一般成人が注意すべき食物(その2)

2019年10月17日木曜日

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前回に引き続き、「一般成人が注意すべき食物」について、貝原益軒が語っています。

キク科ストケシアの花(千葉大学柏の葉キャンパス薬草園)
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一般成人も、次のような食べ物は、避けるべきである。(前回のつづき)

腐った魚や肉、

古くなった豆腐、

味が悪いもの、

食べられるようになるまで火を通していないもの、

冷えたもの、

油が残っているそうめん、

煮方が不十分な諸々の食べ物、

あくの味がする酒、

酸味がある酒、

まだ、季節が早くて熟していない果物、

逆に、時期が過ぎてしまった果物、

・・・(次回に続きます)

(貝原篤信 編録『養生訓』巻第四 飲食 下から)

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これらも、現代では、基本的に口にすることはない食品だと思われます。(T.K.)

底本は、千葉大学附属図書館によりデジタル化され一般公開されている『養生訓』(貝原益軒の没後百年にあたり刊行された版)です。

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