今日は、南関東で「さくらの花」が満開を迎えました!
本日千葉県某所で「ヤマザクラ(山桜)」の花が咲いていたので、写真におさめてきました。
三好学(1862-1939)著『桜花図譜』に描かれているベニヤマザクラです(国立国会図書館「NDLイメージバンク」から)。ヤマザクラは花と同時に葉が開くのが特徴とのことですので、赤い若葉とうす紅色の花のコントラストがうつくしいですね。
ヤマザクラの樹皮です。日本の漢方ではこの樹皮を「オウヒ(桜皮)」という名前の生薬として臨床的に活用しています。日本薬局方では、「ヤマザクラ(山桜)」と「カスミザクラ(霞桜)」の樹皮を生薬として規定されていますが、実は中国薬典には掲載されておらず、日本独自の生薬なのです!