2022年4月28日木曜日

牡丹 色々

天候が不順な毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

近隣の公園に牡丹を見に行ってきました。

現在は色々な品種が改良されていてとても綺麗ですね。花の王、花王と呼ばれるにふさわしい草姿です。

薬用とされるのは古典に従い花が白や赤のものです。固定した品種を使うのは、成分のばらつきを避けるという理由もあるようです。

根皮を用いるので、栽培に4-5年かかるようです。栄養が花にいかないようにつぼみは取ってしまいます。

清熱涼血、活血化瘀の作用があり、血行を良くしながら熱を取り、抗炎症作用をもたらします。どちらかというと実証タイプで、顔がほてったり、便秘があり、月経困難、子宮筋腫があって下腹部痛があるなどの方に多く使われます。漢方薬としては、桂枝茯苓丸、大黄牡丹皮湯などがあります。

根には独特な芳香があり、ペオノールなどを含みます。

ではよい連休をお過ごしください!(S)



2022年3月22日火曜日

話題2つ 杏の話 趣味の園芸

 ご無沙汰しております。(S)

今日は朝からみぞれ混じりの天気で寒いですね。

開花した杏も凍えています。

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※※※


杏の花は色が濃くて可愛らしいですね。

種子(仁)を杏仁(きょうにん)として咳止めに用いています。苦味があり、お菓子に使うものとは少し違うようです。

煎じるなど、経験的に伝わった方法以外では、中毒を起こしかねませんので、注意が必要です。

承知の上で生薬を使って杏仁豆腐を作ってみたことがあるのですが、生薬の味が強すぎて美味しくなかったです(笑)

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もう一つの話題。

フィールドセンターの渡辺先生が趣味の園芸にご出演され、氷川きよしさんも卒業となったようです。ネットには卒業させないでーという番組終了を惜しむ声であふれていました。

本放送、再放送頑張って観たいと思います!(高校野球があるために再放送が変則的です)

渡辺先生のブログ 卒業スペシャル

http://naeseisan2.blogspot.com/2022/03/12_02128522676.html

渡辺先生のブログ 前回放送分

http://naeseisan2.blogspot.com/2022/03/12.html

2022年1月25日火曜日

本年もよろしくお願いいたします

 新年を迎え、早くも1か月が経とうとしています。

大寒を過ぎ、日も伸びてきて、春が待ち遠しいですね。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。(S)

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2021年12月24日金曜日

よいお年をお迎えください

 インスタグラムの更新の方が多くなってしまい、ブログの方がご無沙汰してしまいました。

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あまり実感のないまま、年末を迎えています。

寒さが厳しい今日この頃ですが、どうぞよいお年をお迎えください。

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます😊(S)




2021年11月4日木曜日

緑楽来(キャンパス内売店)秋の特別営業

ご無沙汰しております。

昨日「緑楽来(キャンパス内売店)秋の特別営業」が行われました。

秋晴れでとても気持ちの良い一日でした!




普段の営業については

営業時間13:00~16:00 (現在は短縮営業中のため、13:00~15:00)
休業日 土日祝日、第1・3水曜、年末年始、臨時休業あり

「緑楽来(みらくる)」は、千葉大学の2ヶ所の農場 (柏の葉、群馬県沼田)において 本学の学生や職員が生産した農産物や加工品などの販売を行う直売所です。

新鮮な野菜をはじめ、種類豊富な果物や色とりどりの草花および樹木、ジャム・はちみつ・味噌などを販売しています。




2021年9月17日金曜日

夏から秋へ

 最近、天気がいい日は蝉が頑張って鳴いていますが、次第にモズの鳴き声が聞こえるようになりました。

秋の七草を探しに薬用植物園に出ました。

ハギ、キキョウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ(ススキ)、ナデシコ

以前の写真ですが、キキョウはほぼ開花を終えていました

オミナエシは今が本番 特異なにおいのため虫が寄ってきます

クズも開花し、甘い香りを漂わせています

ナデシコも開花を終えていました。

秋になると乾燥し、肺の機能が弱くなりがちですが、この時期大事な生薬はキキョウ(根)です。

キキョウの根には鎮咳・去痰作用や排膿作用があるため、桔梗湯、参蘇飲などに配合され、咳や咽喉痛、扁桃炎などに用いられます。

韓国ではトラジといい、根をさらすなどしてある程度苦味を取り、料理や漬物に使われています。また、漬物に用いる唐辛子の持つ発散作用が秋の風邪を発散させてくれますが、食べ過ぎると汗をかき過ぎて乾燥を助長しますので気を付けましょう。

食べ物では、梨やユリ根(滋潤し、咳によい)、ヤマイモ(加齢による体力の衰えにもよい)、大根(消化不良などによい)など白いものがお勧めです。 (S)








2021年9月9日木曜日

『養生訓・飲食 下』(36):たばこ(その3)

前回のブログで、貝原益軒は「たばこ」を健康を視点から否定的に考えていたことが分かりました。

さらに、益軒によるダメ押しの見解が続きます。

ショウガ科ウコン属アキウコンの花(黄色い部分が「花」に当たります。)
(千葉大学柏の葉キャンパス薬草園)

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「たばこ」は、習慣的になると癖になってしまい、どこまでも欲しがるようになり、やがてやめるのが困難になる。

「たばこ」を習慣的に吸っていると、やることが増えて、じっとしていられなくなり、家族や部下に迷惑をかけることになる。

「たばこ」は、はじめから吸わないようにすることが一番であろう。

貧しい者にとっては、出費もかさむことになる。

(貝原篤信 編録『養生訓』巻第四 飲食 下から) 

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※ 今回で『養生訓・飲食 下』は最後になります。次回のテーマは「五官」です。(T.K.) 

底本は、千葉大学附属図書館によりデジタル化され一般公開されている『養生訓』(貝原益軒の没後百年にあたり刊行された版)です。