薬草園の片隅で紅葉していたので、帰って調べてみたら、カエデ科なんですね。しかも日本の固有種で、日光が由来の学名が付いています。英語名もNikko maple、日光メープルです。
普通のカエデの葉っぱとは形が違いますが、きれいでしょう。
その名の通り、樹皮を煎じたものを洗眼に用います。外用・内用どちらも用いるようです。
今から40年ほど前から星薬科大学で含有成分やその活性(肝障害に対する効果)が研究されています。近隣国の近縁種についても成分を調べたそうですが、メグスリノキは他と違って特徴があるんだそうです。三出複葉というのも珍しい。
星薬科大学関連ページ
http://w01www01.hoshi.ac.jp/yakusoen_new/topics.html
もし、中国に古くから自生していたら、神農様に吟味され、漢方薬の生薬として使われたんでしょうか?これからの研究が待たれます。(S)