『養生訓・総論 上』(2):「養生」に対する誤解1・若者も養生を!

2016年1月12日火曜日

t f B! P L

まだまだ寒い日が続きますね。『養生訓』を少しずつ現代文に意訳して行きます。

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 どんな事でも、努力して続けて行けば、必ず良い結果が得られます。例えば、春に植物の種をまいて、夏によく世話をすれば、必ず秋にはたくさんの収穫が得られます。もし、「養生の方法」を習得して、長い間続ければ、身体は強くなり病にかかることもなく、天寿を全うして、生活を楽しめるようになるのは当然の理(ことわり)です。

 急ぎではない仕事は後回しにして、若者も、早くこの「養生の方法」を習得すべきです。慎んで身体を養うことは、全ての人間が最も重視すべきことなのです。

(貝原篤信 編録『養生訓』巻第一 総論 上から)

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 昨日は成人式でしたが、若い方も、どうぞ引き続きこのブログをお読みになって、「養生の方法」を習得して下さい。(T.K.


ユリ科イヌサフラン(昨年10月・柏の葉キャンパス薬草園から) 

 底本は、千葉大学附属図書館によりデジタル化され一般公開されている『養生訓』(貝原益軒の没後百年にあたり刊行された版)です。
http://tabito.ll.chiba-u.jp/da/koisho/56853/?lang=0&mode=0&opkey=R145180270346168&upmetapid=309&cidx=1

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