『養生訓・飲食 下』(5):焼いたお餅に注意!

2019年1月2日水曜日

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明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

本ブログでは昨年末から、健康を維持するために個々の食品を食べる時の注意点を、『養生訓』からご紹介しています。今日は、「焼いた餅・焼いた肉」です。

サクラソウ科ヤブコウジ属マンリョウArdisia crenataの果実(千葉大学柏の葉キャンパス薬草園)
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焼いた餅、焼いた肉は、焼いた後に少し熱湯にひたして、「火の毒」を去ってから食べるべきである。

このようにしないと、体の中の正常な水分を乾かしてしまう。

最悪の場合は、のどが腫れて塞がり、息ができなくなってしまう。

(貝原篤信 編録『養生訓』巻第四 飲食 下から)

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 お正月ですから、お餅を食べる機会が増える時期ですね。

 美味しいからといって、慌てて召し上がらず、少しずつゆっくりお召し上がり下さい。(T.K.)

 底本は、千葉大学附属図書館によりデジタル化され一般公開されている『養生訓』(貝原益軒の没後百年にあたり刊行された版)です。

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