蚊取り線香

2015年5月14日木曜日

t f B! P L
丁度春分と夏至の中間にあたるのが、立夏(5/5-7頃)。
もうすでに夏の気配が感じられる今日この頃。
台風までやってくるのは時期尚早ですが…

夏の必需品と言えば、蚊取り線香。

蚊取り線香は、元来除虫菊の花を摘み、乾燥したものを粉砕し、線香に練り込んで作られていました。今や、除虫菊の天然成分ピレスリンをヒントに合成化合物(ピレスロイド)が作れるため、成分のみ練り込んでいることが大半です。

除虫菊は、正式にはシロバナムシヨケギク(Tanacetum cinerariifolium, Chrysanthemum cinerariaefolium))といいます。キク科の多年草です。
薬草園でも開花し始めました。

明治の頃、主に瀬戸内海沿岸で栽培され、輸出もしていたそうです。広島県因島では観光用として栽培され、段々畑に一面に広がるお花畑と瀬戸内海を望むことができるそうです。

また、和歌山県有田市では、地域活性化のため国内で蚊取り線香の製造に取り組んでいましたが、残念なことに製造を終了。でも、観賞用として元気に咲いているようです^^





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