休憩して間もなく、医局の先生から口早に、
「今レストランで薬膳メニューの試食会をやっていて、ちょうどお一人大丈夫ですので、いかれてはどうでしょうか?お電話しておきましたので」
気を抜いていたので、頭の中は大混乱。どうやらおいしい話?
千葉大学医学部附属病院ひがし棟11階にヴァンセーヌというレストランがあり、和漢診療科との企画で薬膳メニューを提供しているんです。度々メディアにも紹介され、好評を得ています。
つまり、夏のメニューを出すにあたっての試食会をするとのことで、グッドタイミングでお誘いを受けた、という訳です。わーい、棚からぼた餅、いや、ぼた餅以上です。
レストランにお邪魔すると、和漢診療科の並木隆雄先生(メニューの監修)、岡部栄シェフをはじめ、学生さんや医局の先生方がいらっしゃいました。
季節に最適な食材がわかっても、おいしいメニューにするのはさすがシェフの技!
ゴマ豆腐なども一から作っていますし、素材の下ごしらえのお話を聞くにつけ、とても手がこんでいます。素材選びにも気を遣っていらっしゃることがお話でよくわかりました。
私たちが生薬ひとつひとつの特徴を考えるのと同じように、食材の特徴(季節による変動も含めて)を見て、メニューの調和をはかっていらっしゃいます。
どのメニューもおいしくいただきました♪
そして、ミラクルな一日でございました~
季節の食材や薬膳的効果をふまえつつ、試食 |
近々、メニューが発表になると思いますので、その際はお知らせしますね。(S)
春のメニューはもうすぐおしまいですがご参考に。
http://dojinkai.org/Menu/YakuzenMenu.pdf
場所
http://www.ho.chiba-u.ac.jp/guide/floor.html
追伸
ノンメタポークも使ってらっしゃいました。千葉大学を中心とした産学連携チームが開発したえさを用いた飼育法で、腸内菌相を整え、無駄な脂が少なく、ビタミンの多い肉質となるそうです。
http://nonmetapork.com/
柏の葉キャンパス内の売店でもノンメタポークの加工品となりますが(粗挽きソーセージ・ボンレスハム・バラベーコン・ポークジャーキー・ローズハム)取り扱い中です!
http://www.fc.chiba-u.jp/
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