先日売店で、ズッキーニの食べ方がわからないわ、とおっしゃっている方がいました。筆者自身も小さい頃食卓に上った記憶がありません。
生産量を調べてみたところ、
平成12年産では1,384トン、平成24年産では6,126トンと12年間で4倍に増加しているそうです。
http://www.famic.go.jp/public_relations_magazine/kouhoushi/back_number/pdf41/14.pdf
つまり、日本での歴史は浅く、まだまだ新しい野菜です。未熟な状態で収穫したものです。
カボチャを大別すると、以下の3つ。
ニホンカボチャ:肉質が粘質で、ねっとりとしている。
セイヨウカボチャ:粉質。ニホンカボチャより消費量が多い。
ペポカボチャ:キンシウリやズッキーニなど。味に乏しいため、香味野菜や肉などと合う。
ズッキーニの東洋医学的効能は、前述のカボチャと違い、未熟だからか、体を冷ます作用があるようです。暑い夏に適した野菜ですね。
参考:食材図鑑III 地産食材篇 小学館