生薬 産地の違い

2018年9月25日火曜日

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生薬の原料も輸入に頼らざるを得ない現状ですが、国産の生薬を使おうと検討をしています。

芍薬(シャクヤク、Paeonia lactiflora)の根は頻用される生薬です。葛根湯にも含まれています。

筋肉のひきつれや、体に栄養(血)が行き渡っておらず機能が低下しているような状態、例として、生理の不調、皮膚のかゆみ、病後の体力不足などに他の生薬と配合して用いられます。

芍薬は中国産と日本産が主流と思われますが、両者を煎じてみました。
違いが分かるよう、大目に用いています。
煎出中
どうでしょうか?煎液の違いがわかりますでしょうか?
煎じあがりの様子
味は(芍薬=酸・苦)苦みに違いがみられましたが、人により意見が違いました。

おそらく皮の去り具合、生育年数、土壌など様々な要因があると思います。

このように生薬の品質には少し幅があるものだと理解していただければと思います。(S)

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