葛根湯の効果的飲み方【TBS サタデープラス】

2019年2月18日月曜日

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2月16日朝の【TBS サタデープラス】の「名医による冷え症&風邪対策」というコーナーに、芝大門いまづクリニック院長の今津嘉宏先生がご出演され、漢方薬の有用性について解説されていました。

開花しつつある「日光梅」(千葉大学柏の葉キャンパス)

前半では、冷え症に対する漢方薬として、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)という漢方薬が紹介されていました。これは、千葉大学柏の葉診療所でもよく処方される漢方薬です。


後半では、風邪対策として、葛根湯(かっこんとう)が取り上げられ、「多くのドクター達も自分たちの体調不良の時に、すぐに葛根湯を飲んで体調管理をしている」とのお話がありました。

最後に、葛根湯エキス製剤の効果を高める3つのテクニックについてご説明されていました。

すなわち下記の3点です(カッコ内はその理由)。

1, 温かいお湯に溶かして飲む(有効成分の吸収が早まる・アロマテラピー効果も)

2, 胃の中がからっぽの状態に飲む[食事の30分以上前](食物があると食物繊維が有効成分を吸収してしまうため)

3, ショウガの搾り汁を加える(体を温める効果アップ)

*****

私も葛根湯エキス製剤を内服する時には、上記の3点を心がけて内服しています。

ただ、風邪をひいた時には、おろし金でショウガをすり下ろすのがつい億劫になり、その代わり、チューブに入っている「◯◯食品のおろし生しょうが」を1〜2cm程度入れてますが、これでも何も入れないよりは効果アップしますよ。(※個人の感想です)(T.K.)

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東洋医学に基づいた丁寧な診察を行い、本格的な漢方治療・鍼灸治療をご提供しております。 どなたでも受診できますので、お気軽にご相談ください。

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