そして前回は髪の健康によい食材として取り上げました。
薬草園のゴマの様子ですが、下から開花していき、上部はまだ開花しています。すでに熟しつつあるサヤがあったので、こじ開けてみました、開け~ゴマ!
ゴマは潤す作用があり、肝・腎・大腸に働き、長生不老食と呼ばれています。リノール酸、アミノ酸、カルシウム、ビタミンB1、セサミンが豊富に含まれ、現代栄養学的にも優秀な食材と言えます。
お通じをよくするので、下痢傾向の人はたくさん摂らない方がよいでしょう。本草綱目には、生ゴマではなく9回蒸して日干しして熟してから食べること、と書いてあるそうです。現在でも煎るなどして生で食べることはあまりありませんね。
漢方では、消風散というお薬に配合されています。(S)