メハジキの花

2018年8月30日木曜日

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薬草園のメハジキ(シソ科)が背丈より高くなりました。
花がちょうど見頃です。

漢方では、メハジキの全草を乾燥して用います。生薬名を益母草(やくもそう)といい、名前の通り、母に有益な生薬で、産後の体力低下や月経不順などに用いられる芎帰調血飲という漢方薬に含まれています。薬用養命酒にも含まれているようです。

ヨーロッパでは、近縁のヨウシュメハジキ(Motherwort)があり、同様にMother、女性の健康に役立つ植物です。

メハジキ(目弾)という名前の由来は、茎を上下のまぶたに挟んで飛ばす遊びをしたから、と本に書いてあるのですが、筆者はやったことがありません。

茎は固いので、目が傷つきそうです…シソ科の特徴である四角い茎を観察するにとどめたほうがよさそうですね。(S)

背丈以上に伸びたメハジキ
メハジキの花

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