富山に何をしに行ったのかというと、
おいしいものを食べ♪
お酒を酌み交わし交流もしました♪
が、日本東洋医学会学術総会が開かれたためです。
伝統の継承と新たな展開
-医療の幹線をめざして-
なかなか粋な副題です。
漢方薬を医師の8-9割が日常的に使うようになり、ここ十数年は学生の授業にもカリキュラムとしてきちんと組み込まれ、全体の医療費から見て漢方薬の割合は小さいものであっても、ここ数年の漢方薬の伸びは大きいものがあります。
漢方がしっかりとゆるぎない「幹」になるために、世界の中の漢方の立場、原料として欠かせない天然資源の問題を考え、漢方薬をより有効に安全に使うための研鑽が必要です。
最先端一辺倒の人もいて、漢方を追求する人もいて、いいのではないでしょうか。
伝統医学を取り巻く環境がよくなっていくよう、診療所としても努力していきたいと思います。(S)