気候が暑くなり、どの植物も勢いよく生長しています。
葉を揉むと上品な良いにおいがして、麝香草と名前が付いたのもわかります。イブキジャコウ「草」とありますが、小低「木」です。若干匍匐して伸びています。
ヨーロッパでは近縁種のタチジャコウソウ(タイム)が古くから親しまれ、料理に使ったり、兵士の勇気付けのために、タイムを浸した水を浴びたり、タイムの小枝を身に着けたりしたそうです。
また、同じ目的で、故郷で待つ女性がタイムを贈ったり、刺繍の入ったハンカチ、スカーフを贈ったのだとか。ほのかに香るたびに思い出してもらえるなんて、待つ方も心強いですね^^
イブキジャコウソウ(伊吹山、2013.7)
山頂の弥勒菩薩付近で見つけました
シモツケソウ(バラ科)(伊吹山、2013.7)
虫食いが多く見られました