学会のお手伝い

2015年11月28日土曜日

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 今日は午後から柏の葉東洋医学健康セミナーの日ですね。
 担当講師の並木隆雄先生が会頭を務められた学会が1週間前の11月22日(日)にあり、筆者もその運営兼拝聴のため、千葉に行ってきました。

 (社)日本東洋医学会 関東甲信越支部学術総会
 「漢方の匠の技と科学の眼~難病への挑戦~」 於:千葉市文化センター

 先生方が診療の中でどのように漢方を使っていらっしゃるか聞ける貴重な機会ですし、またそれを支える科学的視点からの研究に理解を示してくださる先生方が多くいらっしゃることはとても心強いです。

 やはり大事なのは材料の生薬!です。生薬がなければ診療もできません。化学薬品のように合成することはできませんし、生薬同士でないと多彩な相互作用も生まれません。自然のお陰、植物を栽培する専門家のお陰です。

 臨床の話の中では、やはり陰性食品の摂り過ぎが挙げられていました。陰性食品とは体を冷やすもののことを指します。

 柿や梨などおいしい季節ですが、過食により冷えや頻尿、めまいなどになることがあります。科学的にはっきりしたことは言えないのですが、漢方専門の先生の毎日の観察眼から見えてくるものがあって、匠の技(漢方薬の処方の技、指導の技)が生きてくるのでしょうね。(S)


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東洋医学に基づいた丁寧な診察を行い、本格的な漢方治療・鍼灸治療をご提供しております。 どなたでも受診できますので、お気軽にご相談ください。

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