じっとしているだけでも汗が滴ってくるこの陽気。
かといって、一日中快適な環境で過ごすことは不可能で、買い物、通勤、洗濯、掃除…と日常生活をしている限り、季節の影響は受けているわけです。
先日、夏の乗り切り方を取り上げました(7/24、「暑中お見舞い申し上げます」)。
「じわっと汗をかく」
この時期汗をかきたくないと思ってしまいますが、やはり汗をかいて、老廃物を出すことが大事です。
冬に重要な働きをする「腎」も老廃物を出すところですが、発汗のおかげで夏にお休みできているんですって。
冷房の効いた部屋で、ビールを飲んで、おつまみを食べて…汗もかけず、腎もフル回転。味の濃いおつまみは老廃物として溜まりがち。
今時期の過ごし方が冬に影響してくるかも?
ただし、汗が漏れすぎて気(エネルギー)が異常に失われ、疲れている方もいます。そういう方は気の補充をしてくださいね。
漢方では、補中益気湯が代表的な例です。
食材では山芋、もち米、かぼちゃ、じゃがいも、里芋などの芋類、豆類などなど。
また、しっかり寝て、休養してください。
そういう筆者も夕食後に気を失うように寝てしまい、起きたら夜中ということ度々(^◇^;)食後に眠くなるのも気虚のサインですよ。(S)