東洋医学的な効能は、理気、止嘔、解酒毒。
つまり、くよくよしたり、消化不良やお腹が張って胃腸が動いていないように感じるとき(気が巡っていないとき)、吐き気があるとき、二日酔いのときによいようです。また、民間伝承では、風邪や咳によいと知られています。
理気、健胃作用は、陳皮や橘皮(かんきつ類の皮)、枳実や枳殻(かんきつ類の未成熟~成熟間近の果実)に通じるものがあります。いずれも漢方の生薬としてよく使うものです。
金柑は生食できるので、冬に常備してみてはいかがでしょうか。
甘露煮もお勧めですが、食べ過ぎにご注意くださいね。(S)