新説(珍説?)花咲か爺さん

2016年2月13日土曜日

t f B! P L
 某携帯会社で桃太郎が灰を撒き、桜を咲かせる場面が出てきます。

 それがきっかけで、友人等と話しが盛り上がりました。(以下、会話)

 「お爺さんが灰を撒いて花を咲かせるのは、土壌改良を示唆しているんじゃないかな?もしかしたら、そんな場面を見てインスピレーションを得たのかも」

 「それを、言うのならポチが吠えてガラクタが出てくる場面は、まさしく、悪徳産廃業者の内偵に入っていた調査員が証拠を見つけて、逆に抹殺されてしまった事になるね」

 「いやいや、そこは、せっかく古代の遺跡を見つけたのに、お宝の価値に気付かず、逆キレしたとも読み解けるよ」

 「花咲か爺さんのお話しの根底は、満開の桜のイメージを千手観音菩薩になぞらえた、教えらしいよ」

 「ふ~ん」

 与太話はこれくらいにして、「桜皮:おうひ」は樺細工として利用されますが、解毒・排膿の効果のある生薬でもあるのです。 

 「華岡青洲」は、桜皮を配合した「十味敗毒湯」という薬を作り、臨床で用いたそうです。

 桜は美しさで、私たちを楽しませるだけでなく、その身を削って健康にも寄与してくれているのです。 

 寒い日が続くと花咲か爺さんの力を借りてでも、早く綺麗な桜が見たくなりますね。(Y)

昨年の柏の葉公園の桜 (2015.3.30, photo by S)


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