出会いは突然で、くしゃみ、鼻汁、目や鼻のかゆみ、瞼や鼻腔粘膜の腫れ、通気障害と鮮烈で衝撃の日々が続き、西洋の薬に溺れる毎日でした。
その後、柏の葉に赴任し漢方と出会い、「麻黄附子細辛湯」という誠に頼もしい薬に助けられ、花粉症と付かず離れずの生活を送ってきました。
そして今年、菊花と新たな一歩を踏み出したのです。
最初は薬膳の本で「肝の熱をとり、春に吹く風に影響を受ける頭痛やのぼせ、花粉症など主に体の上部に現れるトラブルを防ぐ」とあったので、ためしに青果売り場で料理に使う「干し菊」を購入しお茶に混ぜて飲用してみました。
これが、なんと効果大!
全くの無症状ではないのですが、鼻炎症状も目の痒みも本当に楽。「麻黄附子細辛湯」を飲まずに過ごせました。
例年、スギ花粉が飛び始める2月末頃から入梅明けの7月頃まで花粉症状が続き、その結果、春の職員検診では「視力検査」は惨敗を重ねてきました。
ところが、今年は「視力」が上がっていたのです!
菊花は目にも効くので、恩恵を知らずに受けていたのでしょうか?
来年は、生薬の「菊花」で更なる効果を実感したいです。 (Y)