花粉症と菊のおはなし

2015年7月28日火曜日

t f B! P L
 花粉症とは、20年近いお付き合いになるでしょうか。

 出会いは突然で、くしゃみ、鼻汁、目や鼻のかゆみ、瞼や鼻腔粘膜の腫れ、通気障害と鮮烈で衝撃の日々が続き、西洋の薬に溺れる毎日でした。

 その後、柏の葉に赴任し漢方と出会い、「麻黄附子細辛湯」という誠に頼もしい薬に助けられ、花粉症と付かず離れずの生活を送ってきました。

 そして今年、菊花と新たな一歩を踏み出したのです。

 最初は薬膳の本で「肝の熱をとり、春に吹く風に影響を受ける頭痛やのぼせ、花粉症など主に体の上部に現れるトラブルを防ぐ」とあったので、ためしに青果売り場で料理に使う「干し菊」を購入しお茶に混ぜて飲用してみました。

 これが、なんと効果大!

 全くの無症状ではないのですが、鼻炎症状も目の痒みも本当に楽。「麻黄附子細辛湯」を飲まずに過ごせました。
 例年、スギ花粉が飛び始める2月末頃から入梅明けの7月頃まで花粉症状が続き、その結果、春の職員検診では「視力検査」は惨敗を重ねてきました。

 ところが、今年は「視力」が上がっていたのです!

 菊花は目にも効くので、恩恵を知らずに受けていたのでしょうか?
 来年は、生薬の「菊花」で更なる効果を実感したいです。  (Y)

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