現在は生薬の菊花で実践中です。
菊花は、上部の熱を取り去り、頭痛やのぼせ、イライラ、視力の低下などの目のトラブル、鼻炎などに使われます。
杞菊地黄丸など、漢方薬にも時々配合されます(杞=枸杞子、菊=菊花、両方とも目にいいです)。
中国や韓国、タイなどのほうがこうした医食同源を意図した伝統茶の浸透度が高いような気がしています。本当にうらやましいです。
タイに行った時も菊花茶をよく飲みました。気候が暑いので、街歩きでのぼせたときにちょうど良かったです。気に入ってティーバッグも買って帰りました。
ペットボトルで清涼飲料水として売っている菊花茶は、一口飲んだ瞬間、誰もがビックリします。
「あ、甘い・・・」
とても甘いのです。菊花茶しかり、緑茶しかり。本当に甘い。
甘いのが嫌いなT先生も、アイスコーヒーの甘さに撃沈…
しかし慣れてくるから不思議です。郷に入れば郷に従えで楽しめました。
ネットでの情報で恐縮ですが、アジアではタイ、マレーシアなどは砂糖消費量が多いそうです。清涼飲料水として敢えて買うものについては、特に甘さを求める嗜好があるようです。 (S)
タイの夕暮れ |