薬局 社会科見学 道具たち①

2015年9月23日水曜日

t f B! P L
漢方の薬局の内部はどうなっているのでしょう?どのように調剤しているのでしょう?
今日は調剤に関係する道具をご紹介します。

煎じ薬に用いる生薬は、刻んだ状態で購入しています。植物によって根、塊根、全草、花など薬用部位が違い、比重や刻みの大きさが異なります。そのため、合匙(ごうひ)と呼ばれるさじを用います。薬として使用する石膏の重さが基準となっています。

これはなんでしょう?

用土用のスコップと洗濯洗剤のさじです!これらも活用して調剤しています。より効率的に正確に調剤するために、日常からヒントを得ようとしています。

余談
皆さん、「匙を投げた」ことは多少なりともありますよね。この匙を投げるという表現、どうしても患者さんの病気が治らない、うまくいかないときに調合していた「匙を投げた」のが由来なんだそうです。それが物事を断念することの例えとして広まりました。私たちは漢方薬を通した皆さんのQOL向上のために、匙は活用していますが、匙を投げずに日々努力していきたいと思っています。(S)

自己紹介

東洋医学に基づいた丁寧な診察を行い、本格的な漢方治療・鍼灸治療をご提供しております。 どなたでも受診できますので、お気軽にご相談ください。

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