キク科の多年草Cichorium intybusで、光を当てないようにして育てた芽のところをチコリー(野菜)として使います。
日本のスーパーで見かけたものは、2本で数百円もしたので躊躇しますが、ヨーロッパ(ベルギー)では量り売りで2、3倍は買えたと記憶しています。自分で好きな量を秤に乗せ、商品名を押すと価格のシールが出てくるので、袋に貼ってレジに持っていきます。
少しほろ苦いけれども、他の食材の味を邪魔しない淡泊な味なので、サラダにぴったり。大きさも長さ10cmくらいなので、余らすこともありません。もっと日本で普及してくれないかな~具材を載せる器として完全に脇役です…主役になれるのに。
味から想像するに、性味は苦・寒だろうと思いましたがやはりその通り。温肺、和胃、補腎、清熱解毒、利水消腫、湿熱黄疸、腎炎水腫、胃脘胀痛(胃が膨満して痛い)、食欲不振に用い、脾胃虚寒の者は食べない方がよいとあります。
サラダ以外には、ハムとグラタンにします。チコリーを半割してハムや生ハム、スモークサーモンで巻いて、グラタンにします。
コストコでは比較的安く買えるようなので、今度友人に連れて行ってもらおうと思います^^ (S)